失声症

失声症の症例報告

失声症とは

失声症とは、声帯に明らかな病気や異常がないにも関わらず、声が出なくなる状態のことです。

特に精神的なストレスや心理的な要因によって起こる心因性失声症が多く見られます。

声を出そうとしても全く音が出ない、または息だけが漏れるような状態になり、日常生活でのコミュニケーションに大きな影響を与える症状です。

日本における音声障害全体の患者数は約17万人と推定されており、心因性失声症は思春期から30歳前後の女性に多く発症することが厚生労働省の研究調査で明らかになっています。

失声症を放置すると、職場でのコミュニケーション不全により業務に支障をきたし、昇進や評価に悪影響を与える可能性があります。家族や友人との関係も悪化し、社会的孤立を招くリスクがあります。

長期間放置することで、人との関わりを避ける傾向が強くなり、うつ病や不安障害などの二次的な精神的問題を引き起こす可能性もあります。最悪の場合、完全に社会復帰が困難になることもあるため、早期の対応が重要です。

失声症の原因

開院以来、当院には失声症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、失声症の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

失声症の原因として次のものが挙げられます。

失声症は複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

実際にはその複数の原因が引き金となり、末梢神経や血流に機能障害が起きて声帯周辺の筋肉の緊張や負担がかかり、それが失声症となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。様々な失声症の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

失声症への対応として、次のようなものが一般的です。

心療内科・精神科での治療

薬物療法は即効性が期待できず、副作用のリスクもあります。また根本的な解決には時間がかかることが多いです。

カウンセリング療法

効果が現れるまでに長期間を要し、費用も継続的にかかります。カウンセラーとの相性も重要な要素となります。

音声訓練

技術的な訓練だけでは心理的要因が解決されない場合、根本的な改善に至らないことがあります。

認知行動療法

患者自身の積極的な参加が必要で、治療に対する強い意志と継続力が求められます。

失声症を改善するために

まずはあなたの失声症の原因を姿勢検査から明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、最新鋭の姿勢分析検査で、失声症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

鍼灸治療は自律神経を整え、ストレス軽減に効果があるため、心因性失声症の改善に有効です。全身のバランスを整えることで回復を促進し、確かな鍼灸技術で症状を改善するために全力を尽くします。

当院の特徴

国家資格をもつ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の原因を見逃すことのないように、最新の姿勢検査システムを用い詳細に分析します。日常の身体の癖や体の歪みを見逃さない姿勢分析が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整骨院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

失声症のQ＆A

失声症は自然に治りますか？

軽度の場合は自然治癒することもありますが、多くの場合は適切な治療が必要です。早期の対応が重要で、放置すると長期化する可能性があります。

失声症の人がやってはいけないことは？

無理に声を出そうとしたり、大声を出す練習は避けてください。また、ストレスを増加させる環境や活動も控えることが大切です。

失声症は鍼灸治療で効果がありますか？

鍼灸治療は自律神経を整え、ストレス軽減に効果があるため、心因性失声症の改善に有効です。全身のバランスを整えることで回復を促進できます。

日常生活で気をつけることは？

十分な休息と睡眠を取り、ストレスを溜めないよう心がけてください。リラックスできる時間を作り、無理をしないことが重要です。

失声症で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は失声症とは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

失声症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。