巻き肩

巻き肩の症例報告

巻き肩とは

巻き肩とは、肩が本来の位置より前方に出てしまい、肩甲骨が外側に開いて背中が丸くなった状態のことです。正面から見ると肩が内側に巻き込まれているように見え、横から見ると頭が前に出て猫背のような姿勢になります。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、肩こりを訴える人は全国で約1,200万人以上とされています。

特に40歳以上の働き世代では、長時間のデスクワークにより巻き肩の症状を抱える人の割合が高く、全体の約3割程度が何らかの姿勢の問題を抱えているとされています。

巻き肩を放置すると、まず慢性的な肩こりや首の痛みが悪化し、頭痛の頻度が増加します。さらに進行すると、肩関節の可動域が制限され、腕を上げにくくなったり、背中に手を回すことが困難になります。

最悪の場合、胸郭出口症候群や肩関節周囲炎（五十肩）を併発し、日常生活に深刻な支障をきたす可能性もあります。

巻き肩の原因

開院以来、当院には巻き肩でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、巻き肩の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

巻き肩の原因として次のものが挙げられます。

巻き肩は複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

実際にはその複数の原因が引き金となり、胸の筋肉の短縮や背中の筋肉の弱化、肩甲骨の位置異常などが発生し、それが巻き肩となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。様々な巻き肩の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

巻き肩への対応として、次のようなものが一般的です。

理学療法

継続的な通院が必要で、効果を実感するまでに時間がかかります。また、根本的な生活習慣の改善なしには再発のリスクが高くなります。

薬物療法

一時的な症状緩和にとどまり、根本的な改善には至りません。長期使用による副作用のリスクもあります。

湿布や外用薬

対症療法であり、姿勢の根本的な改善にはつながりません。皮膚のかぶれなどの副作用が起こる場合があります。

姿勢指導

理論的な指導にとどまることが多く、個人の体の状態に合わせた細かな調整が困難な場合があります。

巻き肩を改善するために

まずはあなたの巻き肩の原因を姿勢検査から明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、最新鋭の姿勢分析検査で、巻き肩の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格をもつ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の原因を見逃すことのないように、最新の姿勢検査システムを用い詳細に分析します。日常の身体の癖や体の歪みを見逃さない姿勢分析が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整骨院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

巻き肩のQ＆A

巻き肩は自然に治りますか？

巻き肩は生活習慣による姿勢の悪化が原因のため、自然治癒は困難です。適切な治療と生活習慣の改善が必要です。放置すると症状が進行し、より深刻な問題を引き起こす可能性があります。

巻き肩の人がやってはいけないことは？

長時間の前かがみ姿勢、重いものを片側で持つこと、高すぎる枕の使用は避けるべきです。これらの行為は症状を悪化させる要因となります。

鍼灸治療は巻き肩に効果がありますか？

鍼灸治療は筋肉の緊張を緩和し、血流を改善することで巻き肩の根本的な改善に効果的です。当院でも多くの改善例があり、患者様から高い評価をいただいています。

日常で気をつけることは？

デスクワーク時の姿勢、定期的なストレッチ、適切な枕の高さ、バッグの持ち方に注意が必要です。意識的に胸を張り、肩甲骨を寄せる動作を心がけることも大切です。

巻き肩で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は巻き肩とは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

巻き肩は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。