シェーグレン症候群

シェーグレン症候群の症例報告

シェーグレン症候群とは

シェーグレン症候群は自己免疫疾患の一種です。特に唾液腺や涙腺などの外分泌腺に炎症が起こります。その結果、口や目の乾燥を主な症状として現れます。

あるデーターによると日本の日本国内でシェーグレン症候群と診断された患者数は約6万8000人と推定されています。これは約2000人に1人の割合です。

特に中年女性に発症しやすい傾向があり、女性は男性の10倍以上の発症率とされています。初期症状は軽微なことも多く、「単なる疲れ」や「加齢」と見過ごされがちです。

シェーグレン症候群の程度が軽くても日常的に起こるなら大きなストレスになりますし、適切に処置せず放置してしまうと全身の臓器に炎症が及ぶことがあります。腎障害や間質性肺炎、末梢神経障害などの深刻な合併症を引き起こす可能性も出てきます。

湿布やマッサージでシェーグレン症候群が根本的に改善することは難しく、痛みやしびれで仕事や家事などの日常生活が困難になる前に早めに対処しておく必要があります。

シェーグレン症候群の原因

開院以来、当院にはシェーグレン症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、シェーグレン症候群の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

シェーグレン症候群の原因として次のものが挙げられます。

シェーグレン症候群は複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

実際にはその複数の原因が引き金となり、免疫システムが自分自身の唾液腺や涙腺などを攻撃することで、これらの組織に炎症が起こり機能が低下し、それがシェーグレン症候群となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。様々なシェーグレン症候群の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

シェーグレン症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

人工涙液・人工唾液

効果は一時的で、頻繁に使用する必要があります。長期使用による依存性や、防腐剤による刺激の問題もあります。症状の根本的な改善には至らないことが多いです。

涙点プラグ

異物感や感染のリスクがあり、まれに脱落することもあります。涙の質の問題には対応できず、炎症が続く場合は効果が限定的です。

ピロカルピン・セビメリン

発汗、頻脈、消化器症状などの副作用が現れることがあります。全ての患者に効果があるわけではなく、唾液腺の機能が著しく低下している場合は効果が限られます。

ステロイド薬・免疫抑制剤

感染症のリスク増加、骨粗鬆症、消化器症状など様々な副作用があります。ドライアイやドライマウスの症状改善効果は限定的で、長期使用による副作用のリスクが高まります。

シェーグレン症候群を改善するために

まずはあなたのシェーグレン症候群の原因を姿勢検査から明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、最新鋭の姿勢分析検査で、シェーグレン症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格をもつ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の原因を見逃すことのないように、最新の姿勢検査システムを用い詳細に分析します。日常の身体の癖や体の歪みを見逃さない姿勢分析が治療効果を高めます。

鍼灸治療は自律神経に働きかけることで、過剰な免疫反応を抑制する効果も期待できます。また全身の血流改善により、疲労感や関節の痛みなどの全身症状の緩和にも効果的です。ほかで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

シェーグレン症候群のQ＆A

シェーグレン症候群は自然に治りますか？

完全に自然治癒することは稀ですが、適切な管理と治療によって症状をコントロールすることは可能です。自己免疫疾患の性質上、長期的な付き合いが必要になりますが、症状の波があり、良い時期と悪い時期を繰り返すことが多いです。早期から適切な対応を行うことで、症状の進行を遅らせることができます。

シェーグレン症候群でやってはいけないことはありますか？

過度の乾燥を招く環境（エアコンの効いた部屋での長時間滞在など）や、アルコールやカフェインの過剰摂取は避けた方が良いでしょう。また喫煙は症状を悪化させる可能性があるため控えることをお勧めします。免疫抑制剤を服用している場合は、感染リスクの高い場所への不用意な外出は控えるべきです。

シェーグレン症候群は鍼灸治療で効果がありますか？

鍼灸治療は自律神経のバランスを整え、血流を改善する効果があります。シェーグレン症候群の症状緩和、特に疲労感や筋肉・関節の痛みの軽減に役立つケースが多く見られます。また唾液腺や涙腺周辺の血流を促進することで、分泌機能の改善も期待できます。

日常生活で気をつけることは何ですか？

こまめな水分補給、室内の適切な湿度管理、目や口の保湿ケア、十分な休息と睡眠の確保が大切です。また強い日光を浴びると症状が悪化する場合があるため、外出時には帽子や長袖シャツを着用し、SPF15以上の日焼け止めクリームを使用することをお勧めします。ストレスは症状を悪化させることがあるため、ストレス管理も重要です。

シェーグレン症候群で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術はシェーグレン症候群とは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

シェーグレン症候群は完全に治すことは難しい病気ですが、適切な治療とケアによって症状をコントロールし、快適な生活を取り戻すことは十分に可能です。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。