
院長:川瀬お気軽にご相談ください!
耳がふさがったような感じや片耳の聞こえにくさに気づいたとき、しばらくすれば戻るだろうと様子を見てしまう方も多いと思います。病院でステロイド治療を受けたものの、思ったほど聴力が戻らないと不安になることもあるのではないでしょうか。
アイユート鍼灸院・名寄本院の川瀬です。この記事では、突発性難聴と自己免疫の関わり、自宅で確認できること、医療機関へ相談したほうがよい状態についてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、突発性難聴の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で気になりやすい点から順にお伝えします。




まず状態を確認しましょう


朝起きたときや電話中に片耳だけ聞こえにくいと感じる方が少なくありません。
耳鳴りや耳がふさがる感覚が一緒に出ることも多く、風邪や耳垢のせいだろうと考えて数日過ごしてしまうケースもあります。
実は、こうした自然な聞こえにくさの多くは一時的なものですが、突発性難聴は早い対応が回復に関わるため注意しておきたい症状です。
忙しい生活の中では、耳の違和感があっても仕事や家事を優先してしまう方が多いです。
数々のご相談の中でも多いのが、しばらく様子を見たものの改善しないまま受診が遅れてしまうという声です。
突発性難聴の原因の一つとして、自己免疫反応が関係していると考えられる場合があります。
本来は体を守るはずの免疫が、誤って内耳の組織を攻撃してしまう反応が起こることがあるとされています。
この場合、免疫の異常が引き起こす聞こえにくさとして、耳鳴りやめまいを伴うこともあります。自己免疫が関わるケースは回復に時間がかかることがあるため、経過を丁寧に見ていく必要があります。医療機関での定期的な確認が欠かせません。
耳鼻科でステロイドを勧められた理由が気になる方も多いと思います。
医療機関では、内耳に生じている炎症反応を抑えるためにステロイドが使われると説明されることがあります。
免疫が過剰に働いて内耳の組織を傷つけてしまう働きを鎮めることが目的とされるケースもあります。
ウイルス感染や血流の問題が原因とされる一般的な突発性難聴に比べ、自己免疫が関係していると考えられる難聴のタイプは、再発や両側への広がりを伴う場合があるとされます。
詳しい原因の見極めは、血液検査など医療機関での確認が必要になります。
治療を続けても聴力が戻らないと、焦りや不安から余計に体がこわばってしまう方がいます。
不安が続くと自律神経が乱れやすくなり、血流や体の緊張にも影響が出てくることがあります。こうした緊張が続くと、耳の周りの負担がさらに大きくなるという見方もできます。
耳の中を綿棒などで強くいじってしまう方もいますが、注意しておきたい点があります。
耳の中に強い痛みや耳だれがある場合は自分で触らないほうがよいでしょう。無理に耳を刺激すると、炎症を悪化させてしまう可能性があります。まずは医療機関で状態を確認してもらうことをおすすめします。
治療と並行して、自宅でできることから始めてみてください。
睡眠不足や強いストレスが続くと、自律神経の乱れから体の緊張につながりやすくなります。
体の緊張をゆるめることは、自宅ケアの範囲として無理なく続けられる部分です。ただし、耳そのものの炎症を自分で治すことはできないため、治療と並行して行うものと考えてください。
当院では、耳そのものだけでなく、首や肩の緊張、自律神経の状態も確認しながら施術を行っています。
血流の滞りやすい姿勢や生活習慣を見直すことで、体の緊張が続く悪循環を減らすことを目指します。
個人的には、聴力そのものよりも先に、肩まわりの張りや眠りの浅さに気づく方が多い印象があります。繰り返しにくい状態を目指して、体全体から見ていくことが大切だと考えています。
次のような場合は、自宅で様子を見るよりも早めの相談を優先してください。
片耳の聞こえにくさが数日続いている、めまいや強い耳鳴りを伴う、以前にも同じような症状を繰り返しているといった場合は、医療機関へ相談したほうがよい状態です。
詳しい検査や治療の判断は医療機関で確認してください。状態によって判断が変わるため、自己判断で治療を中断しないことも大切です。
突発性難聴には自己免疫反応が関わる場合があり、炎症を抑える治療と並行して体の緊張を見直す視点も役立ちます。
今日からは、睡眠の質や肩まわりの緊張、耳を強く触っていないかを振り返ってみてください。小さな積み重ねが、体の負担を減らす一歩になります。
耳の状態だけでなく、体の使い方や生活習慣も含めて確認したい方は、アイユート鍼灸院・名寄本院へお気軽にご相談ください。

