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お灸でできるセルフケア
お灸のおすすめセルフケアと具体的な方法をご紹介します。初心者でも簡単かつ安全に行え、日常生活に取り入れやすいです。
目次
おすすめのツボと効果
- 三陰交(さんいんこう):足の内側くるぶしから指4本分上にあるツボで、冷え性や女性特有の不調に有効です。
- 内関(ないかん):手首のシワから指3本分上、2本の腱の間にあり、自律神経調整、イライラや二日酔いの軽減におすすめです。
- 神門(しんもん):手首のシワの外側、小指側の直線上にあるツボ。自律神経を整え、ストレスや不安の軽減に効果的です.
セルフお灸の基本的なやり方
- お灸(ドラッグストアなどで購入可能な台座灸がおすすめ)の台座裏のシールをはがす。
- お灸を指先にのせて火をつける(火をつける際は安全に注意し、火が周囲に燃え移らないよう換気と周囲確認を行う)。
- 火がついたらツボの上にのせる。火が熱くなってきたらすぐ取り除く。熱さを我慢しすぎないのが重要。ピンセットがあると取り外しがしやすい。
- 1日1回、5~10分を目安に行うのがよい。
注意点
- 火を使うため火傷に注意、使用中は目を離さない。
- 飲酒時や体調不良時は控える。
- 妊娠中や持病がある場合は医師に相談する。
- 初めての方は低温タイプのソフトなお灸から始めるのが安心。
まとめ
セルフお灸は簡単にできて、自宅で気軽に続けられる健康ケアです。特にストレス緩和や冷え性、肩こりなどに効果的です。ツボの場所を正しく押さえ、熱さを調整しながら無理なく続けてみてください。

お灸の効果が出やすい症状
- 冷え性
- 肩こり、首こり、腰痛
- 頭痛
- 胃腸や消化器系の不調(胃もたれ・腹痛・下痢・便秘など)
- むくみ
- 眼精疲労
- 不眠
- ストレス、自律神経の乱れ
- 月経不順、生理痛など女性特有の症状
- 免疫力の低下による諸症状(風邪の予防、回復)
- アレルギー疾患
具体的な例とポイント
たとえば、「慢性的な肩こり・腰痛」は、お灸の温熱刺激により血流やリンパの流れが改善され、痛みの原因物質が排出されやすくなることで緩和されます。
「胃腸や消化器系の不調」では、胃腸の働きを整えるツボ(例: 足三里)にお灸を行うことで、お腹の張りやもたれ、下痢などが改善したという報告もあります。
「冷え性やむくみ」で悩んでいる方は、くるぶし周辺や足のツボ(例: 太谿)のお灸で末端まで身体が温まるのを実感しやすいです。
「不眠やストレス」の場合は、体質や自律神経の乱れに働きかけるツボ(例: 関元)にお灸を行うことでリラックス効果や睡眠の質向上を期待できます。
まとめ
お灸は、慢性的な症状はもちろん、体質改善や予防にも用いることができます。「なんとなく体調がすぐれない」「冷えやすい」「ストレスを感じる」といった現代人の多くの悩みに対して、やさしくアプローチできる方法です。