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お灸はどのくらい熱いの?―ほんとうの温度と体感のお話
「お灸ってすごく熱いの?」「火傷しないの?」という疑問は、来院される患者さんから本当によくいただきます。お灸は体に優しい温熱療法ですが、具体的にどんな熱さを感じるのか、実際の数字や体験談も交えて解説しましょう。

目次
実際の温度は?
お灸にはいろいろな種類がありますが、一般的な間接灸(肌にもぐさを直接触れないタイプ)では、皮膚表面の温度はだいたい40~65℃くらいに上がります。直灸や艾柱灸(もぐさを直接皮膚にのせる伝統的な方法)では、もっと熱くなることもありますが、施術では火傷や痛みを避けて取り扱いされます。
体感としてはどんな感じ?
「じんわり温かい」「ぽかぽかしてくる」「患部が深部まで温まるような感じ」「痛みが和らいで気持ちいい」と言われることが多いです。直接灸の場合は最初に熱さを感じたらすぐにもぐさを取り除くため、火傷するほど痛いことはありません。逆に、施灸部位がほんのり赤くなったり、汗ばむくらい心地良い温度になるのが一般的です。
具体例
実際の患者さんの声や体験談では、
- 「お灸をすると、手足の冷えがじんわり温まってホッとします」
- 「最初は熱いのが怖かったけど、先生が『熱くなったらすぐ教えてください』と言ってくれるので安心して受けられました」
- 「肩や腰の硬い部分にじんわり熱が入る感じで、痛みが軽くなった」
などの感想がよく聞かれます。
施術者の工夫
お灸の種類や置き方、皮膚との距離、もぐさの大きさ・質によって熱の伝わり方が違います。患者さん自身の「熱い」「もう少し」「これくらいがちょうど」の感想を聞きながら細かく調整し、快適に受けてもらえるように工夫します。
まとめ
お灸は、「じんわり温かい」から「しっかり熱い」まで調整できる治療法です。火傷しないよう配慮しながら行うため、過度な熱さはありません。熱さが気になる時は施術者に遠慮なく伝えることが大切です。気持ちのいい温熱感を体験してみてください。
