斜視

斜視の症例報告

斜視とは

斜視とは、片方の目が正面を向いているときに、もう片方の目が内側や外側、上下に向いてしまう状態です。

両目の視線が同じ方向を向かないため、物が二重に見えたり、遠近感がつかめなくなったりします。

京都大学の全国調査によると、日本人の斜視有病率は2.154%で、約50人に1人が斜視を患っています。推定患者数は約270万人にも上り、うつ病などの気分障害やぜんそくよりも多く、国民病の一つと言えます。

特に学齢期と高齢期に多く、近年はスマートフォンなどデジタル機器の普及により、内斜視の新規患者が6年間で5000人以上増加しています。

斜視を放置すると、物が二重に見える複視が慢性化し、日常生活に深刻な支障をきたします。距離感がつかめないため転倒や事故のリスクが高まり、車の運転も危険になります。

さらに、眼精疲労や頭痛が慢性化し、集中力の低下や学習・仕事への影響も深刻化していきます。特に成長期のお子さんの場合、視覚の発達に重要な時期を逃してしまうと、将来的に視力の回復が困難になることもあります。

斜視の原因

開院以来、当院には斜視でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、斜視の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

斜視の原因として次のものが挙げられます。

斜視は複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

実際にはその複数の原因が引き金となり、眼筋の協調性低下や神経伝達の異常などが発生し、それが斜視となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。様々な斜視の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

斜視への対応として、次のようなものが一般的です。

手術療法

全身麻酔のリスクがあり、術後の感染や再発の可能性もあります。また、完全な矯正が困難な場合があります。

プリズム眼鏡

根本的な治療ではなく、眼鏡に依存することになります。また、度数調整が困難で、違和感を感じる場合があります。

視能訓練

効果が現れるまで長期間を要し、継続的な通院が必要です。成人では効果が限定的な場合があります。

ボツリヌス毒素注射

効果が一時的で、定期的な注射が必要です。また、眼瞼下垂などの副作用のリスクがあります。

斜視を改善するために

まずはあなたの斜視の原因を姿勢検査から明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、最新鋭の姿勢分析検査で、斜視の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格をもつ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の原因を見逃すことのないように、最新の姿勢検査システムを用い詳細に分析します。日常の身体の癖や体の歪みを見逃さない姿勢分析が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整骨院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

斜視のQ＆A

斜視は自然に治りますか？

軽度の間欠性斜視では改善する場合もありますが、多くは適切な治療が必要です。早期の対応が重要で、鍼灸治療により眼周囲の筋肉バランスを整えることで改善が期待できます。

斜視の人がやってはいけないことは？

長時間のデジタル機器使用や近距離作業は避けるべきです。また、片目を隠して作業することも症状を悪化させる可能性があります。適度な休息と目の体操を心がけましょう。

斜視は鍼灸治療で効果がありますか？

鍼灸治療は眼周囲の筋肉の緊張を和らげ、血流を改善することで症状の軽減が期待できます。特に眼精疲労や頭痛を伴う斜視には効果的なアプローチが可能です。

斜視で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は斜視とは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

斜視は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。