産後うつ

産後うつの症例報告

産後うつとは

産後うつとは、出産後数週間から数ヶ月の間に発症する抑うつ状態のことです。

単なる「マタニティ・ブルー」とは異なり、気分の落ち込み、強い疲労感、不眠、食欲不振、育児への不安などの症状が長期間続きます。

日本では産後のお母さんの約15％が産後うつ病にかかっており、これは決して珍しい疾患ではありません。

厚生労働省の調査によると、産後1ヶ月時点での有病割合は14.3％とされています。年間約80万人が出産することを考えると、毎年約12万人の女性が産後うつに悩んでいると推定されます。

産後うつを放置すると、症状が慢性化し、母子の愛着形成に深刻な影響を与える可能性があります。

最も深刻なケースでは、絶望感から自殺念慮が生じ、赤ちゃんを道連れにした心中に至ることもあります。

産後うつの原因

開院以来、当院には産後うつでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、産後うつの原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

産後うつの原因として次のものが挙げられます。

産後うつは複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

実際にはその複数の原因が引き金となり、自律神経の乱れや脳内の神経伝達物質のバランス異常が発生し、それが産後うつとなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。様々な産後うつの豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

産後うつへの対応として、次のようなものが一般的です。

抗うつ薬による薬物療法

授乳中の場合、薬剤が母乳を通じて赤ちゃんに影響する可能性があり、授乳を中断する必要が生じることがあります。また、効果が現れるまで数週間かかり、副作用として眠気や吐き気が生じる場合があります。

認知行動療法

定期的な通院が必要で、効果を実感するまでに時間がかかります。また、専門的な治療を受けられる医療機関が限られており、アクセスが困難な場合があります。

カウンセリング

保険適用外の場合が多く、経済的負担が大きくなります。また、カウンセラーとの相性により効果に差が生じることがあります。

生活指導

育児で忙しい中、規則正しい生活リズムを維持することは現実的に困難で、継続が難しい部分があります。

産後うつを改善するために

まずはあなたの産後うつの原因を姿勢検査から明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、最新鋭の姿勢分析検査で、産後うつの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格をもつ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の原因を見逃すことのないように、最新の姿勢検査システムを用い詳細に分析します。日常の身体の癖や体の歪みを見逃さない姿勢分析が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

産後うつのQ＆A

産後うつは自然に治りますか？

軽度の場合は自然回復することもありますが、症状が長期間続く場合は適切な治療が必要です。放置すると慢性化するリスクがあるため、早期の対処が重要です。

産後うつの人がやってはいけないことは？

一人で抱え込まず、完璧を求めすぎないことが大切です。無理な外出や過度な家事、育児の負担を避け、十分な休息を取ることが重要です。

産後うつは鍼灸治療で効果がありますか？

鍼灸治療は自律神経を整え、ホルモンバランスの調整に効果があります。薬を使わない自然な治療法として、産後うつの症状緩和に期待できます。

日常で気をつけることは？

規則正しい生活リズムを心がけ、栄養バランスの取れた食事と適度な運動を取り入れましょう。家族や友人とのコミュニケーションを大切にすることも重要です。

家族はどのようにサポートすればよいですか？

家事や育児を積極的に分担し、母親の休息時間を確保することが大切です。話を聞き、理解を示すことで精神的なサポートを提供しましょう。

産後うつで悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は産後うつとは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

産後うつは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。