かんむし（疳の虫）

かんむしの症例報告

かんむしとは

かんむしは乳幼児や小児が理由なく強くぐずったり、夜泣きや癇癪、奇声、興奮など情緒面の不安定さを繰り返す状態を指します。医学的な病名ではなく、成長過程で心と体のバランスが崩れたときに現れる一連の症状です。日本では乳幼児の約2～3割に見られるとされ、決して珍しいものではありません。

あるデータによると日本の乳幼児の2～3割に何らかのかんむし症状が見られるとされています。

また、育児相談の中でも「夜泣き」「かんむし」は非常に多い悩みであり、多くのご家庭で共通の課題となっています。

かんむしの程度が軽くても日常的に起こるなら大きなストレスになりますし、適切に処置せず放置してしまうと睡眠障害や情緒不安定が続き、発達や社会性にも影響が出ることがあります。

ご家族も慢性的な睡眠不足やストレスを抱え、親子関係や家庭環境に悪影響が及ぶことも。最悪の場合、親の育児疲労やうつ状態につながることもあるため、早めの対応が大切です。

かんむしの原因

開院以来、当院にはかんむしでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、かんむしの原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

かんむしの原因として次のものが挙げられます。

かんむしは複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

実際にはその複数の原因が引き金となり、自律神経や消化器、情緒のバランスが乱れ、それがかんむしとなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。様々なかんむしの豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

かんむしへの対応として、次のようなものが一般的です。

経過観察

具体的な改善策がなく、親の不安が解消されません。

生活指導

家庭だけでの対応には限界があり、改善しないことも多いです。

薬物療法

薬に頼ることへの抵抗感や副作用の心配があります。

心理的サポート

根本的な体質改善にはつながりにくいのが現状です。

かんむしを改善するために

まずはお子さまのかんむしの原因を東洋医学的な観察方法によって明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、伝統的な小児はりの観察技術で、かんむしの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格をもつ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の原因を見逃すことのないように、日本の伝統的な東洋医学的観察方法からお子さんの肌を通じて分析します。

薬に頼りたくない、病院や他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

かんむしのQ＆A

かんむしは自然に治りますか？

成長とともに軽減することが多いですが、症状が強い場合や長引く場合は専門的なケアが有効です。

かんむしの子どもがやってはいけないことは？

強い刺激や過度な叱責は避け、安心できる環境を心がけてください。

かんむしは鍼灸治療の効果があるか？

小児はりによって自律神経の安定に効果が期待できます。夜泣きも実際に多くのお子さんが改善しています。

薬を使わずに改善できる方法はある？

規則正しい生活や食事、十分な休息、鍼灸など薬に頼らない方法も効果的です。

かんむしと夜泣きの違いは？

かんむしは夜泣きや癇癪など複数の症状を含む総称です。

兄弟姉妹にも同じ症状が出ることはある？

兄弟姉妹にも体質が似ている場合、同様の症状が出ることがあります。

かんむしで悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術はかんむしとは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

かんむしは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。