腰椎すべり症

腰椎すべり症の症例報告

腰椎すべり症とは

腰椎すべり症とは、腰の骨（腰椎）が正常な位置からずれてしまう病気です。腰椎は5つの骨で構成されており、これらの骨が前後にずれることで、神経を圧迫し腰痛や足の痺れを引き起こします。

日本脊椎脊髄病学会の調査によると、腰椎変性すべり症の手術症例は年間約3,200例報告されており、手術に至らない軽症例を含めると患者数はさらに多くなると推測されます。

厚生労働省の腰痛に関する調査では、慢性腰痛の有病割合は全体で11.5％となっており、特に60歳以上の高齢者層で高い傾向が見られます。

主に加齢による骨や靭帯の変性が原因で起こる「変性すべり症」と、骨の一部が分離することで起こる「分離すべり症」の2つのタイプがあります。腰椎すべり症でお悩みなら当院までご相談ください。

腰椎すべり症を放置すると、神経圧迫が進行し歩行困難や下肢の筋力低下が起こる可能性があります。初期は軽い腰痛程度でも、徐々に足の痺れや痛みが強くなり、最終的には間欠性跛行という症状が現れます。

これは歩くと足が痺れて休憩が必要になる状態です。さらに進行すると、排尿障害や下肢の完全な麻痺を引き起こす馬尾症候群という重篤な状態に至る場合もあり、日常生活に深刻な支障をきたします。

腰椎すべり症の原因

開院以来、当院には腰椎すべり症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、腰椎すべり症の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

腰椎すべり症の原因として次のものが挙げられます。

腰椎すべり症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、腰椎の安定性が失われ、神経圧迫や周囲組織の炎症が発生し、腰椎すべり症の症状が発症します。それは人によって違い、単に痛み止めを服用したり安静にするだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。腰椎すべり症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腰椎すべり症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用による胃腸障害や肝機能への影響があり、根本的な治療にはなりません。

神経ブロック注射

効果が一時的で繰り返し施術が必要な場合があり、稀に感染や神経損傷のリスクがあります。

装具療法

長期装着により筋力低下を招く可能性があり、根本的な解決にはなりません。

手術療法

入院が必要で身体への負担が大きく、術後の合併症や再発のリスクがあります。

腰椎すべり症を改善するために

まずはあなたの腰椎すべり症の原因を姿勢検査から明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、最新鋭の姿勢分析検査で、腰椎すべり症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格をもつ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の原因を見逃すことのないように、最新の姿勢検査システムを用い詳細に分析します。日常の身体の癖や体の歪みを見逃さない姿勢分析が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整骨院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

腰椎すべり症のQ＆A

腰椎すべり症は自然に治りますか？

軽度の場合は適切な生活習慣の改善で症状が軽減することもありますが、構造的な問題のため完全な自然治癒は困難です。早期の適切な治療が重要です。

腰椎すべり症の人がやってはいけないことは？

腰を大きく反らす動作、重い物の持ち上げ、長時間の前かがみ姿勢は避けましょう。急激な運動や無理な体勢も症状を悪化させる可能性があります。

鍼灸治療は腰椎すべり症に効果がありますか？

鍼灸治療は筋肉の緊張緩和や血流改善により痛みや痺れの軽減に効果が期待できます。根本的な骨のずれは治せませんが症状の改善は可能です。

日常生活で気をつけることは？

正しい姿勢の維持、適度な運動、体重管理が大切です。長時間同じ姿勢を避け、腰部の筋力強化と柔軟性の向上を心がけてください。

腰椎すべり症で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は腰椎すべり症とは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腰椎すべり症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。