ブラキシズム（口腔内悪習慣）

ブラキシズムの症例報告

ブラキシズムとは

ブラキシズムとは、無意識に歯をぎりぎりと擦り合わせたり、強く噛みしめたりすることで、歯や顎に負担をかける状態のことです。寝ている時の「ギリギリ」という音が出る歯ぎしりや、音が出ない「食いしばり」、「カチカチ」と歯を合わせる動作などが含まれます。

睡眠時ブラキシズムの有病率は27.3％、覚醒時ブラキシズムは12.5％と報告されています。この数値を日本の人口に当てはめると、ブラキシズムに悩む人は推定で約5000万人にのぼる可能性があります。

また、多くの人に共通の悩みとなっており、当院にも多くの方が来院されています。

ブラキシズムの程度が軽くても日常的に起こるなら大きなストレスになりますし、適切に処置せず放置してしまうと歯の摩耗や割れ、顎関節症を引き起こし、口が開けにくくなる可能性があります。

マウスピースや薬物療法でブラキシズムが根本的に改善することは難しく、慢性的な頭痛や肩こりが悪化し、最悪の場合は歯を失うリスクが高まる前に早めに対処しておく必要があります。

ブラキシズムの原因

開院以来、当院にはブラキシズムでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、ブラキシズムの原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

ブラキシズムの原因として次のものが挙げられます。

ブラキシズムは複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

実際にはその複数の原因が引き金となり、顎関節の可動域減少や咀嚼筋・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、それがブラキシズムとなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。様々なブラキシズムの豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ブラキシズムへの対応として、次のようなものが一般的です。

マウスピース療法

装着時の違和感や口腔内の不快感があり、長期間の使用で虫歯リスクが高まることがあります。また、嘔吐反射がある人には装着が困難な場合があります。

薬物療法

副作用のリスクがあり、根本的な治療にはならず対症療法に留まります。

咬合調整

過度な調整は咬合不安定を招くことがあり、歯の切削は不可逆的な処置のため慎重な対応が必要です。

カウンセリング

効果が現れるまで時間がかかることがあり、継続的な通院が必要となります。

生活指導

習慣の改善には本人の強い意志と継続が必要で、実行が困難な場合があります。

ブラキシズムを改善するために

まずはあなたのブラキシズムの原因を姿勢検査から明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、最新鋭の姿勢分析検査で、ブラキシズムの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格をもつ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の原因を見逃すことのないように、最新の姿勢検査システムを用い詳細に分析します。日常の身体の癖や体の歪みを見逃さない姿勢分析が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整骨院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ブラキシズムのQ＆A

ブラキシズムは自然に治りますか？

完全に自然治癒することは難しいですが、生活習慣の改善や適切な治療により症状を軽減できます。東洋医学的アプローチで根本原因を見つけることが重要です。

ブラキシズムの人がやってはいけないことは？

強い噛みしめや歯ぎしりを悪化させるストレス、不良姿勢、カフェインの過剰摂取を避けることが大切です。意識的に顎の力を抜く習慣も必要です。

ブラキシズムは鍼灸治療の効果があるか？

鍼灸治療は筋肉の緊張を和らげ、自律神経を整えることで症状改善に役立ちます。特に顎周囲の筋肉をほぐし、ストレス軽減効果が期待できます。

ブラキシズムの予防法は？

ストレス管理、正しい噛み合わせの維持、良好な睡眠環境の確保が予防につながります。定期的な身体のメンテナンスも重要です。

ブラキシズムで悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術はブラキシズムとは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ブラキシズムは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。