妊娠時腰痛

妊娠時腰痛の症例報告

妊娠時腰痛とは

妊娠時腰痛とは、妊娠に伴って腰部や背部、骨盤周辺に生じる痛みの総称です。

妊娠中のホルモン変化により関節や靭帯が緩くなることや、お腹の赤ちゃんの成長に伴う体重増加、重心の変化などが原因となって起こります。

妊娠初期から後期にかけて段階的に症状が現れることが多く、腰椎部だけでなく恥骨周辺、股関節、仙腸関節部などにも痛みが広がることがあります。

日本のある調査によると、妊娠中の女性の70.6%が腰痛を経験しており、決して珍しい症状ではありません。

妊娠時腰痛を放置すると、産後も痛みが継続する可能性が高くなります。調査によると産後4か月目でも3割程度の人に腰痛が残存し、1年後にも10～20％の人が腰痛を抱え続けています。

痛みが慢性化すると育児や家事に支障をきたし、抱っこや授乳などの基本的な育児動作が困難になります。

妊娠時腰痛の原因

開院以来、当院には妊娠時腰痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、妊娠時腰痛の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

妊娠時腰痛の原因として次のものが挙げられます。

妊娠時腰痛は複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

実際にはその複数の原因が引き金となり、腰椎関節・仙腸関節の可動域減少や腰部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、それが妊娠時腰痛となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。様々な妊娠時腰痛の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

妊娠時腰痛への対応として、次のようなものが一般的です。

安静指導

過度な安静は筋力低下を招き、かえって症状を悪化させる可能性があります。また、妊娠中の適度な運動は必要であり、完全な安静は現実的ではありません。

骨盤ベルトの使用

正しい装着方法を習得する必要があり、不適切な使用では効果が得られません。また、長時間の使用により筋力低下を招く可能性もあります。

温熱療法

一時的な症状緩和にとどまり、根本的な改善には至りません。

妊娠時腰痛を改善するために

まずはあなたの妊娠時腰痛の原因を姿勢検査から明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、最新鋭の姿勢分析検査で、妊娠時腰痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

妊娠中でも安全に受けられる鍼灸治療により、筋肉の緊張緩和や血流改善を図ります。単なる痛みの軽減だけでなく、産後の症状継続を防ぐための根本治療を重視しています。

当院の特徴

国家資格をもつ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の原因を見逃すことのないように、最新の姿勢検査システムを用い詳細に分析します。妊娠による姿勢変化や重心移動を科学的に分析し、症状の根本原因を特定します。

妊婦専門の知識を持つ院長が施術を担当するため、安心して治療を受けていただけます。キッズルーム完備で上のお子様連れでも安心してご来院いただけます。

妊娠時腰痛のQ＆A

妊娠時腰痛は自然に治りますか？

多くの場合、出産後に症状は軽減しますが、適切な治療を受けることで妊娠中の痛みを大幅に改善できます。放置すると産後も痛みが継続する可能性があるため、早期の治療をお勧めします。

妊娠時腰痛の人がやってはいけないことは？

重いものを持つ、急激な体位変換、長時間の同一姿勢、過度な前屈動作は避けてください。また、自己判断での強いマッサージも控えましょう。

妊娠時腰痛は鍼灸治療で効果がありますか？

鍼灸治療は妊娠中でも安全に行える治療法で、筋肉の緊張緩和や血流改善により症状の改善が期待できます。妊婦専門の知識を持つ鍼灸師による治療が重要です。

妊娠時腰痛は産後も続きますか？

適切な治療を受けずに放置すると、産後も痛みが継続する可能性があります。妊娠中からの早期治療により産後の症状継続を予防できます。

妊娠時腰痛と坐骨神経痛の違いは何ですか？

妊娠時腰痛は主に腰部や骨盤周辺の痛みですが、坐骨神経痛は臀部から足にかけての痛みやしびれが特徴です。症状により治療法も異なります。

妊娠時腰痛で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は妊娠時腰痛とは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

妊娠時腰痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。